監督
川又 浩
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シリーズ構成
高橋 ナツコ
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キャラクターデザイン
土屋 堅一
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作画監督
渡辺 裕二 /
斎藤 直子 -
美術監督
工藤 ただし
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色彩設計
久力 志保
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撮影監督
齋藤 真次
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音響監督
小泉 紀介
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音楽
大島 ミチル
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OP/EDアニメーション
絵コンテ・演出山田 尚子
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アン・シャーリー
井上 ほの花
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マリラ・カスバート
中村 綾
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マシュウ・カスバート
松本 保典
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ギルバート・ブライス
宮瀬 尚也
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ダイアナ・バーリー
宮本 侑芽
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J.A.ハリソン
太田 光
川又 浩
Q:「アン・シャーリー」のアニメ化が決まった時のお気持ちは?
最初お話を伺った時は率直に驚きました。私自身も好きなタイトルなのでとても嬉しかったのですが、世界中の方々に愛されている作品ですので、楽しみや喜びよりもプレッシャーが大きかったのが正直な感想です。
Q:作品に込めた思い、伝えたいことは?
過去にアニメや実写、舞台など多くの作品がありますから人それぞれのアン・シャーリー像があると思います。今回はそのイメージにとらわれずもう一度原作と向き合い、自分なりの解釈でアンを表現してみました。アンの強さや、まっすぐな姿をみて、自分を信じて進む気持ちを思い出していただけたらと思っています。
Q:作品の見どころは?
毎話テンポよくお話が進んでいく中で、周りに助けられながらも少しずつ大人になっていくアンがどのように成長していくか見ていただけたらと思います。また、個性的なキャラクター達や、プリンス・エドワード島の豊かな自然をとても鮮やかに描いてくださっている背景にもぜひ注目していただきたいです。
Q:視聴者に向けて一言お願いします
多くの方に最後まで楽しんでいただけるようスタッフ一同愛情込めて制作しております。そんな本作を通じて、原作や他コンテンツにも興味を持っていただけたら嬉しいなと思っております。
土屋 堅一
Q:今回のキャラクターに込めた思いは?
今回デザインをするにあたり、原作や資料等色々見ましたが、一番見返したのはその時すでにあった監督の1話ラフコンテです。とても表情豊かなキャラクターがそこにはいて、それらを表現するためにはどういうデザインにしたら良いか考えました。各キャラクターの個性をだしつつも、生き生きとしたキャラクターになるよう、監督のイメージしている世界観に近づけられるようにデザインをしていきました。また、アニメーターの皆さんにも楽しんで表現していただけるようなキャラクターになればと思いデザインしました。
Q:視聴者に向けて一言お願いします
多くのキャラクターを楽しんでデザインさせていただきました。個性豊かなキャラクター達も楽しんで見ていただけたらと思います。
高橋 ナツコ
Q:シリーズ構成・脚本参加について
原作ファンゆえに、お話をいただいた時は相当の緊張感でした。嬉しさとプレッシャーの波が交互に来る感じです。原作3作を2クールで描くと聞き、その⼯程は難しく、思わず「この構成を楽しむことにしたわ!」とアンの魂である「前向きさ」に背中を押してもう⽇々でした。
Q:作品に込めた想い、伝えたいこと
村岡花⼦さんの翻訳と原⽂を読み直しました。今読んでもこの上なく夢のような時間を過ごせます。その台詞ひとつひとつを監督やスタッフの⽅々と話し合った「アンらしさ」。令和のアニメで表現されたアンを感じていただけたら嬉しいです。
Q:作品の⾒どころ
サブタイトルを聞くと、アンの世界の扉が開きます。そしてセリフはもちろんですが、グリーン・ゲイブルズの⾵景、⾳楽と、素晴らしい世界観が出来上がっているところです。
Q:視聴者に向けて一言お願いします
常に前向きなアンは、⼼に響いたことを⾔葉にし、そのアンの⾔葉が私たちに響く——この感銘の連鎖を受け取っていただけたら幸いです。
山田 尚子
Q:今回の『アン・シャーリー』のOP / EDを演出するお気持ちは?
川又監督の描くグリーン・ゲイブルズにお招きいただいたので、野に咲くかわいらしいお花を手土産に…。
そんな気持ちでワクワクしながらアンの世界に心を寄せました。
Q:視聴者に向けて一言お願いします
子どもの頃は、アンの夢見るようなまなざしにただただ憧れていました。
年を重ねると今度はマシュウやマリラがアンに向けるまなざしが深く心に染みわたり、そして今は自分の足で一歩一歩道を切り開いていくアンにまた心を掴まれています。
ご覧になる皆さまも、きっとそれぞれのタイミングでたくさんの気持ちを見つける事ができる素敵な作品だと思います。
どうぞお楽しみください。

井上 ほの花
Q:アン・シャーリーへの出演が決まっての感想
幼い頃から「赤毛のアン」の世界が大好きだったので、オーディションの時から絶対にアンを演じたい!と思っていました。でもまさか現実になるなんて!これは夢かな?と思いました。言葉では言い表せないほどの喜びでした!それと同時に、歴史のある素晴らしいタイトルなので不安やプレッシャーも沢山ありました。アンの言葉をおかりするのですが「これから発見することが沢山あるって、素敵じゃない?」この言葉が私にとってどれだけ支えになっているか。これからアンを通して見ていく景色がとっても楽しみでワクワクしています!
Q:初回の収録を終えての感想
始まるまでは緊張で押しつぶされそうだったのですが、いざ始まってみると不安や緊張よりも、アンの言葉をどうやって紡いでいくかというのに必死で…。収録時間はすごくかかってしまったのですが、一瞬の出来事のような気もしました。とにかく絵が素晴らしくって、人も、自然の風景も、びっくりするくらい素敵で、とても感動しました。終わった後はホッとしたのか、その日家に帰ってから沢山甘いものを摂取しました。
Q:収録現場の雰囲気について
とってもあたたかい空気の中収録させていただいております。皆さん優しすぎて私は甘えっぱなしな気がします。
マリラ役の中村綾さんも、マシュウ役の松本保典さんも、とてもあたたかく、いつも優しい眼差しで見守ってくださいます。ダイアナ役の宮本侑芽ちゃんは、原作のダイアナのように優しくてステキで、年が近いこともあり、色々と相談したり楽しくお喋りしたり、助けてもらっています。ギルバート役の宮瀬尚也君は言葉のイントネーションや映像、色々な事にアンテナをはっていて、自分では気づけなかった事を沢山教えてくれます。
音響スタッフの皆様が楽しい雰囲気を作ってくださるので、いつも思いっきりお芝居することができて、ありがたい気持ちでいっぱいです!
Q:視聴者に向けて一言お願いします
アン・シャーリーの想いを、精一杯のこころを込めて演じさせていただきます。素晴らしい映像と音楽と共に、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!

中村 綾
Q:アン・シャーリーへの出演が決まっての感想
不朽の名作!世界中で愛されている作品に、しかもいつか演じてみたいと思っていた女性「マリラ・カスバート」を演じられる事を心から光栄に思っております!
Q:初回の収録を終えての感想
収録初日は緊張のあまり気合いで挑んで空回りしっぱなしでしたが…厳格で頑固なマリラが不器用ながらもアンに向ける愛情表現と、その日の私がリンクした結果思い描いたマリラになれたように思います。
Q:収録現場の雰囲気について
楽しく収録させていただいており、現場はキャストの皆さんやスタッフさん達の「アン・シャーリー」愛で溢れております!
Q:視聴者に向けて一言お願いします
アンを知っている方も、そうでない方もアンの世界を楽しんでいただけたら幸いでございます!

松本 保典
Q:アン・シャーリーへの出演が決まっての感想
自分が名作アニメに出るなんて信じられませんでした。役どころも初めてのタイプなのでドキドキワクワクです。
Q:初回の収録を終えての感想
すごく気持ちの動く現場です。私はともかく周りの方々の仕事を観て聞いていると、良い作品になる予感しかしません。1話目から楽しませてもらっています。
Q:収録現場の雰囲気について
とても良いです。メリハリの効いた現場だと思います。
Q:視聴者に向けて一言お願いします
生みの苦労はありますが、最終的に楽しさに変わっている現場です。きっとそれが作品に載るので、アンたちと一緒に観ている皆様がワクワクしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

宮瀬 尚也
Q:アン・シャーリーへの出演が決まっての感想
有名な小説である「赤毛のアン」が原作のこの作品に携われることを、心から嬉しく思います。出演が決まったとき、「自分にとって間違いなく特別な作品の一つになる」と感じました。身が引き締まる思いでした。
Q:初回の収録を終えての感想
ギルバートは途中からの登場だったのですが、みなさんがとても繊細なお芝居をされているのを肌で感じて改めて気合が入りました。これからみなさんと一緒に作品を作っていくのが楽しみです!
Q:収録現場の雰囲気について
もちろん緊張感はありますがとても和やかで、スタッフの方々も含めみんなで優しく支え合って作られている現場だと感じています。みなさん本当にとっても優しい!!!
Q:視聴者に向けて一言お願いします
毎話、登場人物の言葉にハッとする!そんな作品です。大人になったからこそ気付くこと、純粋だからこそ感じられるもの、沢山詰まっていると思います!ぜひご覧いただけると嬉しいです。どうぞ宜しくお願いいたします!

宮本 侑芽
Q:アン・シャーリーへの出演が決まっての感想
オーディションを受けさせていただいてからずっと、“アンの時間に携わりたい”と思っていたので、ダイアナの気持ちを背負って時間を共有できて、本当に嬉しく思います。
Q:初回の収録を終えての感想
これまで読んだ本のページで出会ってきたアンたちに、スタジオで出会えました!!!スタジオで会った井上さん演じるアンが、アンそのものでびっくりしました。大きな声で笑い、たくさんお話しをしたり、ぷりぷりしたり。何とも愛おしいキャラクターがそこにはいて、これからのアンとダイアナの行く末がとっても楽しみになりました。
Q:収録現場の雰囲気について
アンのコロコロとした表情変化に、みんなで「かわいい〜」「にやぁ」ってしています。毎週15名ほどのキャストさんたちがブース内にいて、みんなで当時のアヴォンリーについて語らったりしながら、作品の雰囲気のように穏やかな時間が流れていて。とても心地よいです!特に井上さんと宮瀬さんとは同年代なので、これからもっと親密になれるように果敢に話しかけに行きたいと思います!(笑)
Q:視聴者に向けて一言お願いします
ダイアナ・バーリーの声を担当します、宮本侑芽です!長く皆様に愛される作品に関わらせていただき、とても嬉しく思います。1人の少女から女性になるまで、お芝居でこんなにも細かく歳を重ねられる機会はなかなかないと思うので、ゆっくり大事にダイアナと、そしてアンと仲良くなっていきたいと思っています!大切に演じます。よろしくお願いします!『ダイアナ・バーリー♪アン・シャーリー♪』

太田 光
「赤毛のアン」は世界にとって最も重要な本だ。私はアンの生き方を見て、「天才」とは「たった今、幸せ」と言葉にして表現出来る人のことだと思い知った。私に「世界で一番重要なこと」を教えてくれたアン・シャーリーとこういう形で邂逅し、実際に会話出来る日が来るなんて、思ってもいなかった。これを幸せと言わずに、何を幸せと言えばいい?
神は天にあり、世はすべてよし。